PHPカンファレンスで当日スタッフしてきました
2019年12月01日(日)、大田区産業プラザ PiOで開催されたPHPカンファレンスに参加してきました。今回のテーマは、「BEYOND.*」で、今年で20年目になります。
また、大規模なカンファレンスはこれで2回目の参加になります。
前日準備
当日スタッフの有志が集まってカンファレンスの前日には会場の設営などを行いました。なかでも一番骨が折れる作業はチラシの袋詰めでした。蟹工船なんて呼ばれていました。
トートバッグ箱詰め、頭こんがらがりながら詰めました!!1500個!!!
— Haruki Tazoe@RC390 (@jdkfx) 2019年11月30日
#phpcon pic.twitter.com/qBi4U3ZuCQ
当日スタッフとして
今回のPHPカンファレンスでは、初めてになりますが、当日スタッフとして参加させていただきました。前々からTwitterにて、当日スタッフの募集を呼びかけていたのでやってみようと思い、参加することにしました。
当日スタッフとしての仕事は、今回は技術評論者さんにPHPカンファレンスの登壇内容の様子をレポートする係になりました。
事前に決められたセッションの内容を聴きながらメモし、技術評論者さんに寄稿するという形で行われます。
この係はわりと自由がきくので、事前に見たいセッションのレポート担当になっておけば見たいセッションは見れますし、自分が担当していないセッションの時間帯は他の面白そうなセッションを聞くこともできます。
ただし、カンファレンス後にレポートとして聞いた内容をまとめて清書する必要があるので、決して楽ではないと思います。
聞いたセッション
PHPの今とこれから2019
PHPの過去とこれからどうなっていくか、現段階でのPHPの普及率、そして直近でリリースされたPHP7.4の改善点や、変更点を事細かく解説されておられました。
MVCにおける「モデル」とはなにか
このセッションではドメインモデル、メンタルモデル、パーソナルコンピュータという三つの観点からMVCとはなんなのかという話につながっていきます。
* ドメインモデルは情報システムがもつモデル。社会的システムとして個人を束縛する。
* メンタルモデルは個人が世界に抱く内面的なモデル。メンタルモデルを形成するためには良い道具が必要、特にコンピュータにあってはユーザーイリュージョンが重要。
* パーソナルコンピュータは社会と個人の関係を変えようとした。自分の力でシステムを書き換えられることが重要だった。そのためにはコンピュータの言語を個人が理解できなければならない。(noteより引用)
また、この発表資料はnoteにも上がっておりますので共有しておきます。
知見のない技術スタックをプロダクション導入するエンジニアの導入戦略
こちらのセッションでは、BASEが実際にプロダクトを作る中で出会した知見のない技術をどう業務で使えるようになるかというお話でした。
技術選定の際に新しい技術を取り入れようとするのは様々な不安があります。その不安をどう解消するか、そしてその不安にどう立ち向かうか、セッションの中で話されました。
その学びのサイクルとしては情報収集や体験といった「具体」、抽象化・モデル化・パターンの発見といった「抽象」、実践や検証といった「応用」のサイクルを回していくことだと話されました。 「多くを学び、すぐに反映すること」、これが個人的に大事なことだったなと感じています。
PHPを学ぶということ
このセッションでは、初心者向けにPHPという言語を学ぶことについてわかりやすく、そして丁寧に説明されておられました。
どのようなロードマップでPHPを学ぶのか、そしてそれに付随するエンジニアリングの知識はどこからインプットすればいいのか大変参考になるセッションだったと思います。
最近、フレームワークに頼りきりの僕ですが、ちゃんとPHP自体を学んでより一層PHPへの知見を深めていきたいと思っています。
最後に
当日スタッフとしていろいろな方と交流をもつこともできましたし、セッションを聞いていろいろな知見を得ることもできました。
なかなかこんなにでかいカンファレンスに参加することが滅多にないのでいい経験になったと思っています。
来年の予定も決まっており、もし行けるようでしたら、参加したいなと思っています。